naoki86star

インターネットの片隅でなにかしら書いてみる

go-carbon の Carbonlink の進歩に期待する

 go-carbonでののCarbonlink が*.wspでなくcacheを参照しているのがいい、と思っていた。ここの部分はまだチャレンジ中な感じみたく、いまのところあまりクリーンヒットできる場面がなさそう。cacheの実装がシンプルなkey-valueストア+αな感じで、metricがキーであり、Persisterに送られる前のフィードデータが入っている。Carbonlinkを経由するgraphite-webが要求してくるメトリック・範囲時間のデータがすべて入っている確率は非常に小さいと思われる。実際の動きでそう思った。graphite-webの実装をほとんど追えてないけども、Carbonlinkからcacheが参照できなければ、自分でwisperデータベースを参照しにいく感じか?そうであればCarbonlinkは(自分の多くの用途では)99%無駄な呼び出しになりそう。

 GRPC apiも実装に入っていて、動作させてみたけども、同じくcacheを参照するので、今のところは使い道がなさげにみえる。

 cacheに残る時間をコントロールするように設定を変えてみることを考えてみたいが、いずれにしてもフィードされた新しいデータしか取得できないわけで、少なくともgraphiteみたいなある程度の期間・間隔の範囲データを参照するには不向きに思えてきた。

 carbonseverの一箇所に集まってきたmetricsのcacheを、最新データの範囲を制御して、grpcで再配布するみたいな使い方ができるようにならないか、その方向でウオッチしてみようと思う。