naoki86star

インターネットの片隅でなにかしら書いてみる

XCY J1900 4*lan barebone

 XCY J1900 4*lanベアボーン(4GB DDR3L RAM+32G SSD+150WiFi)てのを買いました。*1これ買った動機はあとのほうに書きますけど、これを選んだのは、類似品のなかでamazonで書かれているレビューが他より多かったからです。良し悪し自体はともかく最低限動作はするのだろう(ややポジティブな期待感とともに)と受け止めてこれ買いました。
 注文から届くまで2週間くらいかかったのですけども、届いてからも個人的な諸般の事情がいつもにくらべてちょびっとだけ立て込んでいたことから注文してからひと月たってから開封の運びになりました。

 まず結末的には、ポートが4つあるPCサーバとして動いてくれるので、Linux(Ubuntu18.04)いれたらそのままいつものubuntuが動きました。

 メモリ・mSSDはこれらもamazonで別途注文です。メモリ・SSD付モデルとくらべて2000円くらいしか節約になりませんが。メモリは仕様緒元(?)通り4Gにしました。8Gも認識してくれるのではという根拠のない期待はあるのですけどこんどジャンク品とかで試してみます。SSD(mSSDというのがあるのを初めて知った)は64G選んでます。
 説明書ぽいのは折りたたみな紙がはいってましたけどなんか関連するすべての機種?に対応した要点だけが書いてあって図とか全然違うレイアウトが書いてありました。メモリは1枚がmaxな機種なのでさせる場所にさして終わり。mSSDもさせる場所にさして、ねじがサイズちがうのが大小いくらか同包してあって一か所ねじ止めです。

 USBキーボード、USBドライブ、VGAモニタ*2につないでubuntu18.04 serverのDVDRW書き込んだやつでinstallさっくりです。といいながら、なんかUSBドライブのUSBポート刺した位置によっては”CD-ROMがマウントできない”と途中(なぜ途中で?)で表示されたのが一回ありました。逆に指し直したらうまく進みました。


 今回は計25000円くらいかけてしまいました。4CPU160Gでvultr.comだと月4400円くらいかかるので半年このクラスのインスタンスを上げ続けるのと比べると、これのほうが安くなりそうです。CPU性能はクラウドVPSのほうがよいですね。クラウドVPSでよく思ってるのはやっぱり本格利用メモリをつんだオプションは割高です。それを動機として今回最初8-16G積めるベアボーン探しを始めました。今今だとベアボーンも16G以上クラスでは値がはってしまうようなので、今回のこのXCY J1900を試してみようと至ったわけです。もしこれに8Gが刺さるとお試し用途としては結構お得にみえてくるかもしれないのですが*3、もしうまくいったらまた書きます。

 もう一つの期待感もっているのは、dpdkを試す環境にできるかもと予想してました。dpdkというのをvMXをeve-ngで動かそうと調べる過程で知りました。lspciの結果見てもPCI ExpressでIntelのGigabit Etherを動かしているように見えるのでdpdkを使ったデモサンプル+αを自分の環境として試せそうに思っています。

root@ubuntu:~# lspci
00:00.0 Host bridge: Intel Corporation Atom Processor Z36xxx/Z37xxx Series SoC Transaction Register (rev 11)
00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation Atom Processor Z36xxx/Z37xxx Series Graphics & Display (rev 11)
00:13.0 SATA controller: Intel Corporation Atom Processor E3800 Series SATA AHCI Controller (rev 11)
00:14.0 USB controller: Intel Corporation Atom Processor Z36xxx/Z37xxx, Celeron N2000 Series USB xHCI (rev 11)
00:1a.0 Encryption controller: Intel Corporation Atom Processor Z36xxx/Z37xxx Series Trusted Execution Engine (rev 11)
00:1b.0 Audio device: Intel Corporation Atom Processor Z36xxx/Z37xxx Series High Definition Audio Controller (rev 11)
00:1c.0 PCI bridge: Intel Corporation Atom Processor E3800 Series PCI Express Root Port 1 (rev 11)
00:1c.1 PCI bridge: Intel Corporation Atom Processor E3800 Series PCI Express Root Port 2 (rev 11)
00:1c.2 PCI bridge: Intel Corporation Atom Processor E3800 Series PCI Express Root Port 3 (rev 11)
00:1c.3 PCI bridge: Intel Corporation Atom Processor E3800 Series PCI Express Root Port 4 (rev 11)
00:1f.0 ISA bridge: Intel Corporation Atom Processor Z36xxx/Z37xxx Series Power Control Unit (rev 11)
00:1f.3 SMBus: Intel Corporation Atom Processor E3800 Series SMBus Controller (rev 11)
01:00.0 Ethernet controller: Intel Corporation I211 Gigabit Network Connection (rev 03)
02:00.0 Ethernet controller: Intel Corporation I211 Gigabit Network Connection (rev 03)
03:00.0 Ethernet controller: Intel Corporation I211 Gigabit Network Connection (rev 03)
04:00.0 Ethernet controller: Intel Corporation I211 Gigabit Network Connection (rev 03)

*1:ただしメモリ・SSDは別途

*2:HDMIポートないけども自分も実はHDMIモニタを持っていない

*3:まあ額自体はそこそこかかってますけど