以前、仮想ルータvmxを試していた時期があって、junosのサポートの人にねだって(すごく英語がんばった)vmxをダウンロードができるようにしていた昔のアカウントはもうない。*1
でも今は、その試用スコープにもよるのだろうけど、いわゆる試作・研究用途にはvjunosrouterに置き換わってたらしい。そちらはbasicなjunosアカウントでダウンロードできるようである。
vjunosrouterを直接(linux)PC上で起動する。
KVMでのvJunosルーターの導入と管理 |vJunosルーター |ジュニパーネットワークス
vmxと比べると、vjunosrouterは、より簡潔な構成になっているようで、virshでも数ステップでインスタンスを起動できた。
それでも、URLの説明のままだと微妙にうまくいかなかったところは、初期configを投入するところ。make-config.sh使ってディスクイメージを作ったものが起動したインスタンスの中では、微妙にディレクトリがずれる気がしてtargetのことろを直してみる。
<disk device="disk" type="file"> <driver cache="writeback" name="qemu" type="raw"/> <source file="/my-path/config.img"/> <target dev="vdb" bus="virtio"/> </disk>
あと、URLの説明では、直接NICを一つ消費する感じの例だけども、自分のは、virshのdefault-networkのvirbr0をmgmtにつないでみる。
<interface type='bridge'> <source network='default' bridge='virbr0'/> <model type='virtio'/> <driver name="vhost"/> <alias name='net0'/> <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x03' function='0x0'/> </interface>
configは、こちらのコンフィグ例を使わせてもらって、fxp0.0のIPアドレスはdhcpと書くか、あるいは、virbr0のアドレスに属する192.168.122.x(<=virshのデフォルトのまま)を書いちゃうとか。あと{HOSTNAME}の置き換え..。
containerlabのこと
containerlabというのはよく知られてきているネットワークエミュレータ環境の構築フレームワークのように理解していて、そう、少なくとも仮想ルータ一台の単体を試してみるとかたかだか数ノードのお試し接続についてもcontainerlabとかeve-ngとかを使うのが全然、準備とか含めても効率的。そこそこそれらを覚えてしまえば...。あるいは、直接使わなくても、設定例とかがまとまっているので、それらを調べたり覚えたりするのにつかえるのが嬉しい。
*1:所属変わったりとかりで